3/13 饗庭純@shibuya duo MUSIC EXCHANGE

2019年5月9日

ということで、先週の日曜日にタイトルのライブ行ってきました。

以前にも書いたように橋爪もものレーベルメイトということで「Musicにゅっと。」での
対決企画も知っていましたしその中の動画やMusic Videoなんかも見たのですが
個人的にその時点ではあまりピンと来なくって…(^-^;

で、対決企画の最終回で日高さん、橋爪ももと3人でのセッションで「STAND BY ME」を
歌ってるのをみて、少し「おやっ?」と…。
オリジナルの曲調メインのものとは違うからこその「おやっ?」だったのですが…。

そして1/27に恵比寿天窓で橋爪ももとの対バンで出演ということだったので
見に行きました。
そこでやられた感が…。
ライブで体感する世界観の心地よさ…。
照明と雰囲気と余韻といろいろあってとらわれた感がたっぷり。

すぐに後日タワーでアルバム買って聞いたら「おっ!!」って(笑)
決して聞き込んだわけでもないんですが(^-^;
でも、やっぱりライブから入るとパッケージの印象ってライブを重ねるからか
よりよく感じることが多い。
もちろん逆もあったり、パッケージでは「あれ?おっかしーなー」ってのも過去にも
いくつもありましたけど…。

そしてduo MUSIC EXCHANGEという箱の持つ雰囲気に対する自分のイメージと
饗庭純の音楽のイメージがすごく想像できたのでワンマンライブに行くことにしました。

やっぱり予習的にCDを聴くことはなく行ったんですがそのライブの空間をすごく楽しめた。
そんな感じです。演出していた映像もすごく雰囲気を醸し出していたし…。
全編通して余韻が重なっていく楽曲だったりしながらもMCでは少し不思議ちゃん系?な
発言もあったり(笑)
全てが饗庭純の世界なんだろうなという気もして…。
その長すぎる”間”でさえも。
それって善し悪しあると思うけど十人十色で見た人全員感じ方も違うだろうな…と思います。

途中のMCで本人が感極まってるようなところでは、涙腺弱くなってきてるせいか
自分ももらい泣きしそうになったり…。
なんか、最近の自分の心境だったりこの半年思ってることだったりっていうのもあって…。
決してリンクしている話ではないんですけどね(^-^;

「ほんと」という曲の出だしの歌詞のところ聞いてて…ウルってなったりもしました。

1曲だけめちゃくちゃポップな曲があって、逆にこういうのも作曲できる幅もあるんだなと思ったり
もしましたが、多分本人が歌って構築する世界観っていうのはライブ全般に漂っていたものなのかな…と。
勝手なイメージは西洋や大陸から見た”東洋”。”オリエンタル”。
神秘的な意味での…。

人の心を動かす音楽ってこんなにいろいろあるんだなって思う一日だったし…。
商業的に考えたときにどうしてもJ-POPっていう大きなくくりに入るとマイナーな部類に
入ってしまうのかもしれない。もしかしたら沖縄音楽をWORLDでくくって展開するなら
饗庭純もそこで展開するのもいいのかもなぁって勝手に思ったりしましたが…。
もしCDショップの店員が自らを”バイヤー”っていうならこういうアーティストを
見つけて”買い付けて”欲しいなって思います。
もちろん慈善事業でも文化振興でもなく商業としてやっているのが主なので難しいと思うんだけど。
誰も知らないかもしれないけど本当にいい音楽を広げる道案内人であって欲しい。

と…勝手なCDショップに対する思いもわいたり(^-^;

例によって全然ライブの感想じゃなくなってますが…。
ライブから入っていいって思えるアーティストって実はなかなかいないと思うんですよね。
パッケージって修正も聞くし多分その時に一番いい形で閉じ込めてるはずだから、そこでいいと
思ったもののライブはあれ?っていうほうが多いかも。
勢いのよいライブをするのも要注意…。ライブだからって言う場合もある(笑)
だからこそおすすめなアーティストだと思います。

レーベルメイトの橋爪ももだってそう。
初めてライブ見たときに気になりましたが、実は出演者がどういう人達か調べて見に行ってましたし
観る前は正直な話「あ・・・多分あんなかんじだろうな」とか勝手に思ってたりしたし
パッケージからだったら絶対に近づかないジャケットでした(^-^;(「青のワルツ」とか「彼らの場合」)。
でも、ライブ見たら世界観がすごくって押し弾きのあるボーカルで…心の中でライブ見ながら
ごめんなさいって思ったものです(笑)

結局脱線しちゃう…(^-^;

饗庭さん…今後のライブにも機会あればまた見に行って浸りたいなと思います。