5/7 橋爪もも自主企画「幸福と孤愁」@恵比寿天窓.switch

2019年5月9日

GW最後の連休である土日…ライブ2連発…行ってきました。

まずは土曜日に恵比寿天窓.switchで行われた表題のライブ。
出演は企画者の橋爪もも、小嶋”チャン”麻起(from 硝子越しの暴走)、
川野奏太(from the knowlus)

橋爪もも以外の2人は普段はバンドでギターボーカルをしている
二人ということで今回はあまりない弾き語りのスタイルで…。
どちらも橋爪ももがタイバンしたいアーティストを選んでオファーしたと
いうことで…。レコ発の時とは少し感じの違ったタイバン。
いや、わかんないよ、実際は…でも、レコ発の時のタイバンは勘ぐる
こともあったようななかったような…っていう変な想像もあったので(笑)

せっかく選んだアーティストがバンドだったので、フルバンドでなくても
バンドにアコースティック形態で出てもらってもよかったのでは?
なんていう思いもありました。
実際にどれくらい2組のファンが見に来てくれてたのかは
わかりませんでしたが(^-^;
せっかく選んだ2組のファンにも橋爪ももを見てもらうほうが
気に入ってくれる人の幅が広がりそうな気がしたので・・・。
ただ2組とも割と激しい系かもしれないから逆にそれは似合わない
のかもしれない…。

小嶋”チャン”麻起さんは、先日書いたようにHUG ROCKで少し
見ようと思って結局見れなかったのですが…。
服装から何から印象が違う感じ…。
そして…最新アルバムの宣伝をしつつ…収録曲は歌いません!と(笑)
アコースティックで表現できる曲で選ぶとそうなったのかもですね…。
次の川野奏太さんも・・・普段熱唱系で激しいバンドなので
アコースティックでやれる曲が少ない!と(笑)

今度はそれぞれのライブに橋爪ももを呼んでみて欲しいなと。
アコースティック畑のアーティストではないと思うので。

あの日観た人がどう感じたかはわかりませんが…
2/28のバンドとバンドに挟まれた橋爪ももと小玉しのぶが決して
バンドに劣って見えたなんてことは無いですし、むしろ
2組のほうがライブ的にもよかったって思ってたくらいなので。
バンド、アコースティックという演奏形態ではなく、奏でてる楽曲や
アーティストのカラーで行けばバンド箱向きだと思います。
あ・・・脱線しすぎた(^-^;

で、橋爪もも…。

レコ発同様?頭のMCはなしで「カッコよく」演奏開始…。
とは言いながら転換時のBGM(イエローモンキーかな?)の音に
ノリノリで口パクして少し引っ張ってましたが(笑)

1曲目は「謝罪文」
やっぱいい曲だな…と。
CDのアレンジを表現するのではなく1から今回のライブのために
アレンジをとはいいながら楽曲としてイメージなどが固まっているので
逆にあえて変貌を遂げたってほどの事は感じなかったのですが…。
これは普段アコギだけやアコギとピアノサポートで演奏してるから
かもしれないけど…。

そして2曲目「彼女の思い込み」は珍しくギターを持たず立って歌ってました。
ギターを弾かずに歌ってるのは初めて見たライブで3人セッションで
見たことはあるけど座ってたので本当に珍しかったなと。
本人いわく「アダルト」な雰囲気・・・。
でも、この曲自体、もともとジャジーだしアダルトな雰囲気が
あるんだけどね…と(笑)

3曲目が「浮遊」
シングル「青のワルツ」からの選曲…。
「青のワルツ」やってくれなかった(涙)・・・(笑)
バンドサウンドでのリクエストも多かったみたいで喜んでた
方も多いみたい…。
”孤愁”というテーマに沿った選曲だとも。
まぁもちろん全部そうなんだろうけど…(^-^;

4曲目が新曲「小説家」
なんだか、懐かしい橋爪ももがそこにいた気がした(笑)
別にまだ知ってから1年ちょっとくらいだけど最近の曲が少しずつ
ポピュラリティーのあるメロディーになってきている気もしてた中
勝手に感じた印象が「公然の秘密」+「謝罪文」でした。
メロディーと歌詞の雰囲気なんかで…本当に勝手なイメージ。
でも、聞いててつらくならない。
本当に一つ一つの要素が少しずれてくるだけで受け入れづらくなる
こともあるって思うのですが…音楽って。
でも、決してマイナー調のメロディーだからと言って心が詰まって
しまうような雰囲気ではないし、むしろ救いを感じる曲になっている。
そんなイメージです。
こういう風に感じるのは多分「終わりよければ」の発売時の
インタビュー記事みたいなのをWebで読んだからかも。

5曲目が「最愛の敵」
これも今年入ってからできた新曲…。
なんだろう、ものすごくグラムロックな雰囲気を感じます。
自分的には。今は短い曲だけど…このまま突き通すのか
少し構成変えるなりして長くするのか…。
でも、多分このままかな…。
エレキの歪だとかそれこそシンセでもいいのでブラス入れちゃうとか
色々遊べそうな曲だよなって…。

本編最後は「M」
いつものアコギ弾き語りのバージョンを発展させつつCDバージョンの
おいしい部分アレンジ要素を取り込んだイメージのアレンジでした。
メロディーと言葉が残るんだよな…。
”いたいのいたいのとんでけ”なんて小さいころから親に怪我した時に
慰められ励まされるようなイメージの言葉でなじみがある言葉。
それにメロディーがついて、思わず口ずさんでしまう曲です。
自分的には。

そしてアンコールで誕生日ケーキのサプライズやらありつつ・・・

最後は弾き語りで「独身」
これ、今年の1/8に初めて披露した曲だったかな?
既にファンの間ではかなりの支持率の高い曲になってます。
男性目線の曲が多くって、この曲もそうなんだけど
誰にでもありそうな日常のちょっとした感情をうまく表現するから
歌詞に共感する人が多いのかな…と最近(今更?)思うように。

今回やらなかったけど「公然の秘密」は”日常”ではないしね(笑)
最初に見た時に”江戸時代のお話”みたいに言ってたし。

まだまだ進化の途中のアーティストだと思うので今後も楽しみです。