スタートラインに立つことが出来る幸せ

2019年10月12日

もうすぐ9月…あれから1年経ちますが…。

あるバンドのレコ発イベントの後の打ち上げに参加させてもらって
メンバーの一人と話をしてた時に自分が言ったこと。

「今の時代はスタートラインに立ちやすくって幸せな時代かも」

10数年前に比べて、流通も発達して、レコーディングも下手すれば
自宅スタジオで出来て・・・CDプレスや配信まで個人で
ディストリビューターと取引できる・・・。

そのメンバーが言ったことも確かに正しいよなとは思う。
「立ちやすいっていうことはそれだけ抜け出るのも難しい」

確かに数多く出回ってる中でいかに印象に残るのか、勝ち残るのか
ってのは本当に難しいけど、何がきっかけで何が起こるかわからない
以上スタートラインに立ってスタート出来ることは大きいことだと思う。

昔なら地区予選勝ちぬいて全国大会優勝してようやくスタートラインに
立てるかもしれない…ってくらい立つこと自体が難しかったんだから。

決して、”楽になった”って言ってるわけではない。
むしろ立ちやすいからの苦労も沢山あると思う。

ただ、例えばボルトと100m競争して勝てっこないと思うけど…
もし走ってる最中にボルトがこけて足くじいて勝ってしまう…
ってことが0%とはいえない(^-^;
極端すぎる例だけど…。

そういう考え方を出来るのであれば、立てなければ始まらない世界に立ちやすくなったことは幸せだと思う。
そこからの覚悟、努力、工夫なんかは別として。

仕事も一緒かも。
自分ももう一度スタートラインに立ちたいし、
立てるように頑張らなきゃな。