6/7(金) 橋爪もも『本音とは醜くも尊い』レコ発ワンマンLIVE -赤裸々- 

2019年10月8日

先週の金曜日、タイトルの通り、橋爪もも初のワンマンライブに行ってきました。
今回もまたブログに書くかどうかを迷って…一回書きかけて…やっぱ止めて…だったのですが、一応書き留めておこうと思い再チャレンジ(笑)
出来る限り、穏やかに進めていきたいなぁ…(^-^;

 

ワンマンライブ自体は初めてとはいうものの、バンドでのライブは以前自主企画「幸福と孤愁」の1回目でやってたり・・・さらにさかのぼって2015年の夏くらいに・・・幻のギターとなりつつある「松崎さん」デビュー(?)&引退(?)ライブでもバンドでやってました。
なので、3回目かな。
フルバンドって表現してたけど、その言い方も微妙な気も…本当はエレキギターがなくてもバンドはバンドだし。
本人がアコギ弾いてるし…ピアノ主体のバンドだって、それが本筋の編成ならバンドに違いないという…(^-^;
恵比寿天窓でアコースティック寄りのバンド編成でやってたこともあったような…。
結局、ロック系のバンドサウンドに強い思いがあるからだったり、完成した楽曲の表現からしたらフルバンドっていう呼び方になるのかな?
そんなことも思いますが…。

 

さて、まずは開場前に物販あるってことだったので、せっかくなのでTシャツとフェイスタオルを買いました。
ロックのライブアイテム必需品!?ですしね…(笑)
なんだか…開場前の物販なのに凄い列が並んでて、人が集まるようになったんだなぁ…と。
グッズの売り場と、CDの売り場も分かれてて…メジャーや…とも(笑)
ちょっと斜めな?感想を挟んどきます(笑)

 

実際、開場してホールに入ったら流れてたSEがすごく和風かつホラーチック、ホラーかな?
なんか表現しがたい…。ゲームのBGMっぽくもあり…。これ聴いた瞬間に「公然の秘密」につなぐ感じかなぁ・・・と。

事前に勝手に一部曲順予想をしていて、勢いのある曲で始まる可能性も考えつつも「幸福と孤愁」の1回目と同じく(その時は「おとしもの」だったと思う)大人しめの曲でじわじわ行くのかな?と思って「願い」を予想してました。


でも、ほぼ間違いなく「公然の秘密」だろうな…と思いながらスタートを待ってました。
そしたら、オープニングムービーが流れて…そのセリフを聞いていたら、さらに「公然の秘密」感もありながら、他の曲の事にも触れていたのでまだわからない…。そう思っていたら、坂本夏樹さんのギターの音が…「あ、これは…」と思い…。

 

そして、やっぱり「公然の秘密」でした。

 

ギター持たずにスタンドマイクで、妖艶に歌ってたのがものすごく印象的で…そういえば初めて観た橋爪もものライブの1曲目も「公然の秘密」でした。

あの時はアコースティックだからこその印象に残る世界観なのかなっていうのも思っていたのですが、その後少し話をしたり、実際に発表していく音源を聞いたりして、バンドライブを観たりしてたら、やっぱりバンドの形がすごくいいなと思うし、出来る限りバンドでやって欲しいなって思ったりします。

 

最初アコースティックでやっていったほうが良いのかなぁって当時はある理由から勝手に思うところがあって…
表現している世界観というか、全く同じではないんだけど、既に大きな存在な、とあるアーティストを思い浮かべられてしまうということがマイナスになることがなくはないので…。

でも、今はもう完全に「橋爪もも」としての存在は、まだまだ小さいけれど、それなりに認められつつある状況でもあるから、遠慮というか…そういうのはいらないかなと。

 

2曲目の「自由」が始まる時少し煽りの掛け声入れてたのがこれまた珍しい…というか…
アコースティック箱メインで、弾き語りで…そういうの観に来てる人たち相手だとなかなかない光景(笑)
まぁアコースティックでも人によっては「よかったら手拍子を!」って言ったり、自らがハンドクラップして誘導したりっていうのもありますが…。

今回はバンドならではの煽りだし、やってみたかったんだろうなぁ…と勝手に想像(笑)
案の定、会場はこぶしをあげる雰囲気はなく…。
でも、バンドで他のタイバン出演者もバンドっていうライブに出ていくことが出来れば、バンド好きが集まってくるからそういう雰囲気も変わってくるんじゃないかなと思う。
ハグロックでは自分はバンドメインで観に行ってるけど…集まってるお客さんの層なんかは一見した感じはアコースティックと変わんなくて…でも、ノリはバンドを盛り上げるノリだったりするし…なので。

 

で・・・本編ずっと、MCはほぼなく…曲紹介の前口上みたいなものだけで進んでいって…。
やっぱりメリハリがあってこういう進み方がいいな…と、個人的には思う。
小噺がダメとかまでは言えないのはこれまでの歩み上仕方ないだろうし、それを楽しみにしてる人が増えてるんだろうけど…。
無くて成立するものであるのも確かだし、面白いエピソードトークなら他でそれ楽しめる機会あるでしょ?…と。

 

あとはギターを立って演奏してるのも観たのは3回目だけど…前回の3年前に比べて、少し余裕をもって弾いてたり、バンドの演奏に呼応するように体を揺らしながらバッキングしてたり…カッコよかったなぁって思った。

 

色々細かく書くと長くなっちゃうので…本編ラスト…。

次で終わりって言って「本音とは醜くも尊い」をやるから…それで終わってはけていくのかな?って思ってた…
なので「バレリーナ」やってないやん…アンコールでやるパターンか!?って思ってた…。

はけない…
そして、続けざまに本当の本編ラストとして「バレリーナ」でした…(^-^;(笑)

予想が惜しかった…んだよね(笑)

 

アンコールは「願い」と、そして「今更」はやっぱり最後の最後だったなぁ…と(笑)

 

自分的には「願い」を1曲目に予想したのはデビュー曲だからっていうのと…なんか真ん中あたりに持ってくる感じでもないのかな?っていう…。何もMCせずに歌うことはなさそうな気もしたし…。

ただ、やっぱり自分にとっては「願い」は逆方向での破壊力があって(^-^;
そのあとの「今更」があんまり頭に入り込んでこなくて…いつもなら涙腺崩壊しかけるのに、全くしなかった(^-^;

アルバムのレビューで少し触れたような感じなので…これは個人の感覚なので仕方がない(^-^;
でも、アルバムに入れる入れないという話ではなかったけど、本人としても少し別の枠のような曲だって話してたような…。
細かいニュアンスは忘れちゃったけど…。

 

そんなこんなで色々、斜めな感じの感想で、いつもの通りレポではありませんが…。
全体を通して楽しかったのは間違いない。

 

これが第一歩でこの先どういう道を選んで進んでいくのかわからないけど…
変に変わってほしくない所や、ある意味変わって行ってほしいところもあったりするけど・・・一つだけ書くとするなら…

出会った頃に「ロリィタ服とアコースティックギターは自分のアイデンティティーなのでそれを脱いだり下ろしたりはしたくない」っていうようなことを言ってた気がする。今はどうなのかはわからないけど…。
アーティストの本質としてこだわっている確固たるスタイルとなるものに関しては、自発的に変えようって思わない限りスタッフに手を加えて欲しくないなぁとは思います。
人前に立つ、より多くの人の前に出ていかなければならないからこそ、自分や周りを守るために変えなきゃいけないところは本人も受け入れて変えなきゃいけないだろうなって思うところはありますが…。

こんなことを勝手に書いてますが…すべて今のまま大きく育ったら、それはそれで革命かもしれない(笑)

 

比較的穏やかに書けたかな??(^-^;(笑)
また次のバンドライブ…ワンマンでなくても、近いうちに観れたら嬉しいな。