「ゴジラー1.0」観てきました♪
個人的に劇場で「ゴジラ」を見たのは…ハリウッド版の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」以来になります…。
「ゴジラ VS コング」は映画館には観に行ってなくて…先日Amazon Primeの見放題に入ったので見ましたが…。
その感想はハリウッド版はドンドン微妙になっていってるような(^-^;
最初のトカゲゴジラはのちにそれこそプライムビデオで見たかWOWOWで全ゴジラを放送してた時に見たか…
わすれちゃったけど、あれはもうゴジラという名の別物だったような。話も覚えてないですし(笑)
今のハリウッド版のゴジラの1作目は結構わくわくした気がしますが…。
2作目はこのブログでやはり簡単な感想を書いてますので…
で、本家日本の東宝版のゴジラは「シン・ゴジラ」以来…。
「シン・ゴジラ」も劇場に観に行って…AmazonPrimeでも見ましたが…そちらも簡単にブログに書いてます。
↑これみたら…やっぱり面白かったとは思いながらもちょっと微妙さを感じてたのかなぁ(^-^;(笑)
こういうのってエンタメだし好みであっていい作品かどうかって基準は何をどう感じるかで様々だと思うので。
当時のブログには書かなかったですが、監督が監督なだけに…「ヱヴァンゲリヲン」要素が入ってたり…
やたら早口で軍事会議みたいなのを表現してたり…監督の作風のマニア向けって感じも強かったような気がします。
逆に今回のいろんな方のレビューをチラ見したら逆に評価が低い人は監督の作風が好きではないみたいだし(^-^;
「シン・ゴジラ」でのラスト間際の鉄道使った妙な自動運転爆弾みたいなのは興ざめでした…なんでやねんって(笑)
あそこをもう少し現実的(いや、何やってもそもそも現実的ではないのですが…少なくともあれよりは)でやってくれてたらという気もしますが…。
結局、こんな感じで見る人がどこに面白さを感じるかなんてそれぞれだと思います(笑)
それを踏まえたうえで、自分がみた感想を…ちょっとだけネタバレ要素含みます。
一言…めっちゃ面白かった
第1作が1954年公開だったのに対して、今回の話がそれよりもさかのぼる1945年から1947年だったかな?にわたる話。
戦時中に起きた一つの事件(?)が発端で物語が始まり…ラストは主人公がその時のトラウマを払しょくすることが(おそらくその時点では)出来たという…
この1本で、一つの物語の始まりと終わりが描かれていて、その物語が戦争映画的な人間ドラマで…。
前作の「シン・ゴジラ」でも”人間に襲い掛かってくる脅威”がゴジラであるだけで、大地震や宇宙人やその他もろもろでも成り立つ話なのかもしれないけれど
今回もそうで…怪獣ありきの話ではない。でも逆にだから面白かったかもしれない。「シン・ゴジラ」の感想にも書いたのに結局似てるかもだけど…
個人的に、話として凄く好きなストーリーだった気がします。
様々な感想の中に書かれていることでそれはそうだけどということもあるけど、2時間ほどの映画の中で、人間ドラマ部分のこれ以上の掘り下げは時間が足りなくなったり
情報過多になってしまうかもしれないし…。
そこは脚本の見せ所といわれるかもしれないですけど…。
で、ゴジラの部分はしっかりゴジラ映画の迫力があったように個人的には思いますし、第1作のオマージュもしっかりあって…。
銀座を襲うシーンで列車を襲って加えたり…生中継のレポーターのいるビルのそばに迫り襲ってきたり…と。
これはおぉ…って思った。
多分、他のゴジラ映画よりゴジラの登場シーンは少ないとは思うけど…個人的には必要な登場しかなかったように思うし足りないとも思わなかったかなぁ…。
ゴジラに対する予備知識や先入観が新しい作品を作るのに邪魔をしてる部分もあるのかも…
ゴジラっていう怪獣は放射能を含む熱線を吐くし、雷当たったら生き返るし…?みたいな。
映画の中では初めて登場する生物なんだけど、見る側からはゴジラってそんな生き物っていうのが当たり前なので…もうどうやっても倒しようがない存在になってて(笑)
だから、どうやって話が終わるんだろう?って思ってたけど…そこは、崩しすぎずに新しい解釈を入れたのかなっていうのでちょっとわくわくした。
「もしかしたら今回のゴジラは倒せるのかも…」と。
熱線を吐いたら、その時に自分も多少ダメージを受けて回復するまで次を吐けない…って部分。
この解釈を利用して、倒した(ように見えた)のが感動的でした…。
しかし…ゴジラという生き物は…。
”悪夢の未来が待ち受けているシーン”で終わるゴジラという存在の怖さを表現して終わった気がします。
なぜゴジラが誕生したのか
この説明が映画の中ではされていないのも…ゴジラという怪獣がどう誕生したのかという予備知識が見てる側にある前提になってるかなぁ…って。
最初に登場したときは「少し大きめの恐竜」で、熱線も吐かずだった…。
それが数年後、より巨大になり熱線を吐く怪獣に変化した。
当然、なぜそうなったか検証や証明が出来るわけではないんだけど、主人公が見た生き物がのちにそうなって現れたということで終わっちゃってる感じはある。
でも、物語の中で最初に現れてから、次に現れるまでに「水爆実験」が行われたという情報は挿入されている。
それがゴジラという怪獣を生んだというのは見る側が「ゴジラ」に関する予備知識があるからこそ、そう解釈できるけれど、「ゴジラ」に予備知識がなく初めてみたら
謎な変化ではあるかな?というのは感じました。
あまりにも大きな存在、大きな脅威となりすぎてどこに焦点を当てて物語を深堀していけばいいのか…っていうのは作る側からしたら難しいのかもしれないですね(^-^;
でも、この部分を除けば自分はめちゃくちゃ面白くって…いろいろ余裕があれば昨日のうちにもう一回見てみたいくらい面白かったし…
人間ドラマの部分がこれまでのゴジラ映画よりは面白かったような気がします。
ただひとつ…
浜辺美波がある意味超人すぎる…(笑)
ゴジラの銀座襲撃の時もそうなんだけど…ラストの登場が…ちょっとびっくりでした(笑)
でも、それはその直後の絶望をより強く感じさせるものになっているのかもしれません。
ってことで…。
珍しくちょっとネタバレを含んだ個人的な感想でした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません