半ば強引にCubase Elements 9でギターのリアンプもどき…をしてみた

今、趣味を実益に出来ないかということで、配信ストアでミニアルバムを配信しています。
ただ、これを録音したのは2年くらい前。それから色々知識やらプラグインやらを手に入れて、一番新しく自分で録音した音源と比べて色々修正したいところも出て来ました。
なので、配信の更新時期が来たので一旦更新を止めて、新しいほうも含めてミックスなどをし直してアルバムをまとめ直そうと作業を開始しました。

もちろん、そこで、このところ記事にしてきたNeutron 3を使ってやっているのですが、それ以外にも録音した当初とドラムの使用音源を変えてみたりしています。
その中でギターの音も変えたいと思いました…。

もちろんトラックインサートに入れているVST Ampとかの設定を変えればいいのですが、しっくりこない所と、新しく録音したほうの音源はギターのマルチエフェクターをつないでエフェクトを掛け録りした音なので、以前にやったほうもそのギターの音に寄せたいと思って調べてみました。

本来なら多分…

一応、そういうのを調べたら、サウンドハウスさんのブログを発見!

しかし…記事に書かれているようなオーディオインターフェースを持ってません(^-^;

それ以外にも、さっき検索したらレコーディングエンジニアさんのブログで「リアンプ」についての記事も…。

やはり機材がいるよなぁ…と思いつつ…何か今の環境で近いことを出来ないかと考えた。

やっぱりオーディオインターフェースを2つ繋げるのは無理っぽい

がっつり調べこんだわけではありませんが…見出しの通りの気がします。
今、PCにかなり古い型ではありますが、EDIROLのUA-20を繋げています。
それ以外にSteinbergのUR-12も持っているのですが、これはノートパソコンにつないで歌を録音する際に毎回つないでいます。
あとは、今回使いたいエフェクター自体もこれも10年以上前のものですが、ZOOMのG2.1uがギター録音するのにUSBでPCとつなぐことでオーディオインターフェースになります。

今回はエフェクターを使いたいのでUA-20とG2.1uをつないでみました…。

しかし…ドライバーが違うからやはりどっちかを選ぶことしか出来ず…。
そもそも2つ繋げて考えてることが出来るのかわかりませんが(^-^;

もしZOOMのエフェクターとUR-12が同じドライバーならつながるのかな?
それは試していませんが…。同じく、考えていることが出来るのかはわかりません…。

考えたことっていうのは…元のDAWのギタートラックのみを例えばUA-20を介してマスタートラックから出力して、その出力した音をG2.1uで入力録音するって方法なのですが…
無茶なこと考えてるのかもしれない。これだとハウリング起こしたりするのかな?

漠然と出来るのかな?って考えたのは最初のサウンドハウスさんの記事にある、メイン以外に出力があるオーディオインターフェースを使う方法だったので…。

いずれにしろ、2つ同時に使えないから出来ない(^-^;

自己責任もいるけれど考えてみたらこれで行けるはず

で、次に見出しのように考えた…。
エフェクターの入力にとりあえずギターの素の音を入れて録音すればやりたいことが出来る…。
当たり前といえば当たり前で(^-^;
ギターをもう一回引き直すか、既に録音しているトラックを利用するかの違いなので(笑)

ただし…そもそも、ギターのエフェクターの入力端子にオーディオ機器をつないで壊れないのかな?っていう心配もあるのですが…そこは自己責任でやってみようと(笑)
もちろん、一度録音したものだし、再生する側の音質やらなんやらで、ギターをつないで出した音と厳密には違うとは思うのですが…それなりに出来ればいいかな?ということで…。

ということで取りあえずやってみた

まずは素材になるギターのトラックをDAWから書き出します。

画像のGuitar Aの書き出しまでの作業です。

①EQはいじってませんでしたが、リセットしてフラットにする。
②インサートに入れているVST Ampをオフにする。
③ギターのPANを左右に振っていたのでセンターにする。
④フェーダーを0dbにする。

④はどのくらいの数値がいいのかわかりませんでしたが…録音する際に割れないように入力を調整して録音してたはずなので、とりあえずデフォルとの0dbにしました。

マスタートラックも勿論フラットな状態にします。

同じようにEQをリセット。
マスターなのでPANは振ってませんのでセンターのまま。
インサートに入れたVSTはすべてオフにする。
こちらもフェーダーを0dbにしました。

この状態で書き出すトラック以外をミュートしてモノラルミックスダウンでWAVに書き出しました。

再生方法どうしよう…

次にこのオーディオを再生する方法どうしようって思ってたら…スマホとかタブレットとか使えば…と。
ということで、Google Driveに書き出したギタートラックのデータをアップロード。

便利な時代だなぁ…と。

ただ、スマホとか、これはiPad mini2なんですが…メールなんかの通知音はオフにしておかないと…再生中に通知音が鳴って録音されちゃうので、そこは気を付けないと…です(^-^;
Wi-Fiにつないでますからね…。勿論ローカルにファイルを入れてもいいのですが…。
クラウド上のドライブから再生できるからこのほうが便利だし。

書き出しとかし直したりしたときなんかはやっぱりクラウド上だったのでファイル差し替えは便利でした。

そしていよいよ録音

なんか…当たり前の事を大げさに書いてるだけなんですが(^-^;

iPad mini2とZOOMのG2.1uをミニプラグのステレオケーブルで繋ぎました。G2.1uのほうへはプラグを標準にするアダプター使っていますが。

そして…DAWでトラック作って録音開始

元のGuitar Aのトラックの下に新しいオーディオトラックをモノラルで作成して、録音開始。
DAWの録音スタートしてから、iPadでファイルを再生…。

当然、同期するはずもないので(笑)
画像のように録音開始個所は当然ずれます(^-^;

なので、最後まで録音した後に、元のトラックやドラムトラックを再生しながら正しい位置に移動させました。

これでいいとは言えませんが…

より良い音、ちゃんとしたトラックを作成するためにはこの方法は滅茶苦茶だとは思いますが…(^-^;
エンジニアさんからしたら多分「おいおい…」でしょうし、こんなやり方のパラデータを渡してミックスしてください、なんてお願いしたら絶対ダメな気がします。

ただ、自分の現状ではとりあえず、最低限のやりたいことを形に出来たかな…と。

他の曲のギターのクリーントーンで録音したデータ自体が割れていて(^-^;
どう書き出してもクリップノイズがひどいのがありました…。
それに関してはRX 7 elementsでノイズ除去したら、きれいに取れて、元のクリーントーントラックよりきれいなトラックになった気がしないでもないです…。

そんな感じで自己責任を伴うものの、工夫して出来たリアンプもどきについて書いてみました…。

 

 

音楽DAW,リアンプ

Posted by Gucchie