細かいテクニックなくてもUJAMのVirtual Guitarist ”IRON”を使えばリアルなバッキングギターが打ち込めるのでお勧めです。

2021年10月3日

先日IRON 2が発売開始されました♪
こちらはその先代のIRONをオススメする記事になります・・・。この記事をなぞるような感じにして最新のIRON 2をオススメしている記事もありますので、これからIRONを手に入れる方はそちらをお読みいただければと思います(^-^)

今回はUJAMのVSTギター”IRON”を、打ち込みが苦手な自分でも便利に使えたので、その打ち込み方を簡単に自分なりに書いてみようかと思います。

もしかしたら正しい・・・とか正式な方法、説明ではないかもですが(^-^;

そしてDTMを普通にやってて詳しい方々に説明する話でもなく・・・レビューとか使い方にこういうの書かれてないような気がするなぁって所を書いてみようか挑戦です(笑)
多分、詳しい人にはそんなの当たり前で説明するほどの事でもないって部分かと思いますが・・・お付き合いいただければと思います。

IRONについて

IRONについてですが・・・ざっくり簡単に書くと、ロック系のバッキングギターをVSTのプリセットパターンを使って簡単に打ち込める音源・・・とかでいいのだろうか?
少なくとも自分ではそういう認識ですが。
まずはUJAMさんの国内正規代理店のMedia IntegrationさんのHPで確認してみて下さい・・・ということで(^-^;

 

そして自分なりの簡単な説明ですが・・・

画像とそこに記入した手書き文字で(^-^;
VSTのGUIを表示すると画像のような画面。
下半分の音色をいじる部分はそれこそ公式のYouTubeとか観ていたらサクッとしていつつ、これを触るとこうなるっていうのがわかりやすい動画があるので、そちらを・・・。

もちろん、この動画の中に演奏するパターンの選び方とコードの選び方もあるのですが、今回のブログではその選び方?演奏のさせ方?の部分について書こうと思いますので・・・

自分なりでの説明を・・・。

左のほうにオレンジで描かれているキーボードで演奏パターンを選ぶことになります。
その演奏パターンは丸印を付けている「PRESET」や「STYLE」を選ぶことで、”Style Phrases”(C3~B3)に割り当てられているパターンが変わりますが・・・
「PRESET」や「STYLE」が何であれ、Common Phrases(C1~B2)に割り当てられているパターンは変わらない。
演奏パターンを選択するスイッチの役割になっていて、次のスイッチを入れるまでは同じパターンを選択していることになるのかなと。

右のほうに青で描かれているキーボードで演奏するコードを選ぶことになります。
KEYを曲に合わせて選ぶとそのキーにあったコードが割り当てられるようです。

実際にキーエディターの画面とその演奏音源を・・・

ということで…実際に打ち込んだサンプルをあげて行こうかと思います。
「PRESET」Big Rock、「STYLE」Muted and Open
・・・のはずです(^-^;
仮に違っていても、どのパターンを選ぶのかの違いだけで、説明したいことはパターンが違うだけで、変わりませんのでご了承ください。


Sample1

これは演奏パターンをE3に割り当てられたパターンでコードはCで2小節演奏するということになりますが・・・
プリセットパターンが2小節のものが多いのかな・・・という感じなので。(自分が実際の曲を作って使用したときに選んだプリセットが2小節のパターンが多かったような気がするので・・・)
まずはどんな感じなのかということで・・・。
実際に演奏した音源はこちら

 


Sample2

これは同じくE3に割り当てられたパターンを演奏するのですが、1小節目はC、2小節目はGのコードを演奏してみるパターン。
そしてこの形で打ち込んだ場合、コードを変更することで演奏パターンがリセットされるというか・・・パターンの頭に戻り、同じバッキングパターンではなくなってるのかなと。

Sample1ではアクセントが1小節目の1拍目と4拍目と2小節目の1拍目にあります(2小節目の4拍目にはない)が、Smaple2では1小節目、2小節目それぞれの1拍目と4拍目にある・・・のかな?(^-^;
なんか間違ってたら怖いけど・・・とりあえず進みます(^-^;


Sample3

今度は実験的なものですが・・・E3の演奏パターンは2小節書き込んでますが、コードは1小節目だけ・・・。
実際演奏パターンは次のキースイッチを選ぶまで同じものが選択されている状態だと思うので、2小節書き込まなくても大丈夫なんだと思います。

で、実際に演奏してみたらこうなります。

1小節目だけで演奏はなくなります。これは普通の打ち込みと同じだから休符とか入れたらその部分で一旦演奏音はなくなるっていうのと同じでしょうし、休符の後に音符を入れたらSample2のようにプリセットパターンの頭に戻って演奏されることになるかと。


Sample4

Sample3までで、どういう風に演奏されるかっていうのを試してみたので、今度は演奏パターンを少し変えてみます。
同じスタイルで別の演奏パターンとしてG3に割り当てられているパターンを2小節演奏してみます。

1小節目と2小節目のパターンがさっきの奴よりははっきりと違いが分かりやすいかなと思いますので・・・最初からこれにしていればよかったのですが(^-^;
取りあえず、こんな感じでプリセットパターンを選んで簡単にバッキングが打ち込めますが、そのパターンの数がものすごく多いのもありますが、自分がイメージするのとピッタリこない場合もあると思うので、そんな場合にさっきまで試したことを元にアレンジしていけばいいのかなと。このパターンはその元とします。


Sample5

Sample4の前半のバッキングのみを使って後半は別のパターンに変えたいっていうことで、コードはCですが、2小節目はCommon PhrasesのA1に割り当てられているパターンにしてみます。

前半は刻んで後半はかき鳴らすイメージ…かな。
こんな感じでパターンを組み合わせて使うことも出来るんだなと・・・。パターンの頭からが基本なのでしっくりくるのを探さないとダメですが・・・。


Sample6

今回のパターンは実験になりますが、2小節目の最後はミュート音ではなく8分で刻む形のパターンにしてみようとパターンのキースイッチを刻んでみました。

そしたら

Sample5と同じです…。ファイルを間違えたわけではありません(^-^;
なので、パターンを選ぶキースイッチは同じパターンを刻んでも頭から演奏されるわけではなく、コードを演奏する側で切り替えないとダメなんだなと…。


Sample7

ということで今回は演奏コードを刻んでみました・・・。

 

無事に思っていた感じに演奏出来ました。


Sample8

最期は更に変化をつけるために刻んだ個所のコードを細かく変えてみました。

 


以上のような感じで、パターンそのままでハマる場合は勿論のこと、キースイッチの切り替えなどを使って組み合わせていけば、使い方次第でもありますが、そんなにパターンに縛られずに行けるのかなと思います。
そして、8分のところは普通の音源とかなら自分で刻んで入れていったりしなければいけないですが、その手間は全くないのもいいなと…。

Common Phrasesに単音を鳴らすスイッチもあるので、やり方次第で短いオブリガートみたいなのも作れるようです。

Sample9

C#1が単音サスティンのような感じなので・・・

これを使いつつ・・・ざっくりイメージですが…

こんな感じに(笑)

あくまでもイメージです・・・。
テンポが速かったりしたら不具合とか出てくるのかもですが…そのあたりは詳しくわからず(^-^;

これはあくまでもこういう事も・・・って話ですが、これまでやってきたようにかなり簡単に本格的なバッキングギターの打ち込みを手軽に出来るプラグインだと思います。
あと、音がいいし。
プラグインだけでの歪だったりしますが、プラグインではクリントーンにしておいてインサートにアンプシュミレーターとか入れてそっちで音作ったりも出来ますし・・・。

ということで、自分なりに紹介してみました。

タイトルと内容合致してないかもですが…参考になってれば幸いです。